山梨県北杜市にある標高1,486mの自然公園に隣接するキャンプ場。
ゆるキャン△の聖地としても知られ、いつか行ってみたいと思っていたキャンプ場でデイキャンプしてきました。
利用時期:2024年5月中旬/週末/最高気温27℃
特徴
予約不要
予約は必要ありません。
設営スペースなど、心配な方は一度キャンプ場に問い合わせてみましょう(管理棟9時~/水曜休業)。
イン/アウト時間は自由
チェックイン・チェックアウトの時間はフリーなので、時間に縛られることなく過ごせます。
しかも、予約不要なので思い立ったときにキャンプできます。
利用料金が格安
宿泊の場合、大人1,500円/名で利用できます。
さらに、利用人数枠が決められており、4名の場合は3,000円でなんと一人当たり750円です。
5名以上の場合は、仮に8名利用でも4,000円です。
大人数で利用したほうがよりお得になります。
1名 | 1,500円 |
2~4名 | 3,000円 |
5名以上 | 4,000円 |
タープ | +1,000円 |
デイキャンプ/1名 (中学生以下無料) | 300円 |
※ 宿泊利用でタープを張りたい場合は、プラスで1,000円掛かります。
しかし、デイキャンプ利用でタープを張りたい場合、タープ料金は発生しません。
オートフリーサイト
サイトは車の乗入れ可能な全面フリーサイトです。地面は平坦なので、車中泊やルーフテント泊もおすすめです。
絶景のロケーション
富士山やアルプスなどの山々を求め幾度とキャンプをしてきましたが、岩山という特殊な瑞牆山の絶景と圧倒される近さに感動。
キャンプ場内からは、どこからでも眺望を楽しむことができ、贅沢な時間が過ごせるキャンプ場です。
≪芝生広場≫
大型駐車場の上には芝生広場があり、全面綺麗な芝生が広がり、木陰で寝ていたり、子供とキャッチボールしていたり、ただのんびり過ごしていたり、憩いの広場になってます。
標高1,000m越え
かなり高所のキャンプ場です。木陰もあるので夏のキャンプは過ごしやすそう。
私たちは木陰がない場所に設営したのでタープで凌ぎました…
一般的に100m毎に-0.6度下がると言われるので、平地より8度ほど低くなります。
夏でも薄手のアウターは必要かもしれません。
※ 12月上旬~4月下旬の冬季は、積雪や凍結から休業となります。
標高1,200mキャンプ場「蓼科高原キャンプ場」の記事もよければチェックしてみてください。
24h館内トイレが使える
管理棟内のトイレは24時間開放されているそうなので、時期に関係なく快適に利用できます。
ペットOK
ペット連れのキャンパーも安心のペットOKのキャンプ場です。
幅広いキャンプスタイルに対応
この日は駐車場もほぼ満車になるくらいクライマーが多かったです。拠点として、キャンプ場を利用されている方も多いみたいです。通常の週末は、登山キャンパーやデュオが多いのかもしれません。
平坦な地面で車の乗入れ可能のサイトなので、車中泊やルーフテント泊にも最適。
このキャンプ場は、利用人数が多い方がお得に宿泊できるので、大型連休やシーズンにはファミリーやグルキャンが多くなりそう。
道の駅レベルの管理棟内
地元でとれた食材や加工品が数多く販売されています。
登山者用なのか、おにぎりやキュウリ一本漬け、手作りアイスなども販売されています。
8種類のソフトクリームが購入でき、テラスでゆっくり食べれます。食堂もあるので、もはや道の駅です。
ゆるキャン△の聖地
ゆるキャン△でも登場するキャンプ場。
自然公園周辺の観光地(瑞牆湖)も描かれており、聖地巡礼される方も。
注意点
混雑具合はどうなのか?
「予約不要」「チェックイン・アウト時間自由」の欠点は、設営場所が確保できるか?だと思います。
利用する曜日や時期によっても混雑具合は変わるので、正直、行ってみないと分からないところはありますが・・・平日や通常の週末であれば「設営できない」ということはないと思います。
避けるべき時期は、
・連休(料金の安さから連泊する人が増えそう)
・夏休み時期(料金の安さを考えてファミリー利用が増えそう)
・紅葉の時期(紅葉もキレイで有名な場所なので)
どうしても心配な方は、前日もしくは当日の朝(9時以降)にキャンプ場に問い合わせてみるのも手です。
5月中旬の土曜12時に到着したときは、管理棟や炊事場のあるサイトは5割程埋まっていました。
道路を挟んで奥にあるサイトは4割程しか埋まっていなかったので、こちらで設営場所をゆっくり選びました。
シャワー/お風呂はない
場内にシャワー室やお風呂はありません。割引券が貰える近隣の温泉施設まで車で約25分かかります。
増冨温泉は、武田信玄の隠し湯の一つとして有名な温泉郷です。
旅館が多く、日帰り入浴できる施設が少なく、可能な施設で人気なのが「増富の湯」になります。
ですが、2024年4月から設備老朽化に伴い点検及び改修工事を行う予定のため休業中となっています。
他に近い温泉施設となると、「やまなし妙松苑 増富佼成寮」になります。
買出しは事前に済ませておく
最寄りの中央道インター付近のスーパーが最後の砦。
キャンプ場の近隣にスーパーはありません。インター付近からキャンプ場までは車で約40分。途中に集落は出てくるものの、ずっと山道です。あらかじめ買出しは済ませておくことをおすすめします。
キャンプ場までの道は、すれ違いはギリギリですが、綺麗に舗装された道が続き、停車できる窪みもあってとても走りやすいです。
ちなみにコンビニは、川上村のセブンイレブン(車で約25分)が一番近いコンビニです。
ゴミは全て持ち帰り
市が運営する公園なので、ゴミは一切捨てられません。
しっかり虫対策
残念なことに、標高が高くても虫はいます。
私たちが利用した5月中旬、気温も高かったからなのか、もうアブなどの羽虫がいました。
夏前でも虫対策はしっかり準備して行ったほうがいいです。
サイトの外周に電気柵
野生動物対策でしょうか、電気柵でキャンプ場の外周をグルっと囲っています。
注意看板には「電流が流れています」とありますので、念の為、子供連れやペット連れの方はご注意ください。
サイト
場内マップ
管理棟や炊事場があるサイト①と、道路を挟んだ奥にあるサイト②の大きく分けて2つあります。(※ 便宜上①②と勝手に付けています)