黒坂オートキャンプ場|八ヶ岳と夜景を楽しめる唯一のキャンプ場を紹介

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山梨県笛吹市にある「黒坂オートキャンプ場」に行ってきました。

想像以上の区画数で驚きましたが、平日に利用してきましたので、全ての区画を紹介できればと思います!参考になれば幸いです。

この記事で分かること
  • どんなキャンプ場?
  • 事前にしておきたい注意点は?
  • どんなキャンプスタイルに向いてる?
  • アーリーチェックインはできる?
  • ペットと一緒に利用できる?

・利用時期:2024年12月中旬(平日)
・天気:曇り/晴れ
・現地気温:最高7℃/最低-3℃

キャンプ場の特徴

自然豊か

「家族、数人の方などが落ち着いて自然を楽しめるキャンプ場」がコンセプトのキャンプ場。

段々づくりのサイト

林間サイトが多く、山の傾斜を活かした段差で区画をレイアウトしているためプライベート感があります。

八ヶ岳が見える
<第二キャンプ場>夜景サイト17番

八ヶ岳をサイトから一望できるキャンプ場は山梨に少なく、かなり貴重。八ヶ岳が好きな方は是非「夜景サイト」を利用してみてください。

八ヶ岳が見える
<第一キャンプ場>夜景サイトW5

八ヶ岳と夜景が楽しめるのは、夜景サイトでもごく一部。
眺められるのは、第一キャンプ場ではW5、W6。第二キャンプ場では17、W1、21、22。

アーリーチェックインが無料

アーリーチェックインは11時からOKでしかも無料
sj前日の夕方に電話確認で、前泊キャンパーがいなければ申し込めます。

ネコと遊べる

キャンプ場の受付「黒坂野営喫茶」にいる看板猫のみたらし君。
ペット連れの方はお散歩のとき要注意!

ネコと遊べる

とても人懐っこく、向こうから擦り寄ってきて膝の上に飛び乗ってきてくれます。
あまりの可愛さにキャンプそっちのけで何度も会いに行ってしまった…

夜景

標高が約500mと決して高くない立地ですが、甲府盆地の夜景が眺められます(夜景サイトに限る)。

ブルーモーメント

早朝には夜景と八ヶ岳・南アルプスが一望できます。
冬季は、落葉することで、第二キャンプ場の林間サイトからも木の間から夜景が見えます。

スーパー

キャンプ場から約10分の場所にスーパー「セルバ笛吹境川店」、隣には100均の「Can★Do」。
向かいにはセブンイレブンもあります。

みたまの湯
出典:「みたまの湯」公式HP

近くには、過去、温泉総選挙「絶景部門」で全国1位を獲得した眺望が自慢の日帰り温泉温泉施設「みたまの湯」や、南アルプスを一望でき内風呂・露天風呂・サウナもある「寺尾の湯」があります。

みたまの湯大人780円
小学生500円
小学生未満無料
10:00~23:00
年中無休
寺尾の湯大人700円
小学生200円 
12:00~21:00
(最終受付20:30)

定休日:毎週水曜日、年末年始

事前に知っておきたい注意点

景観を損ねるソーラーパネル
<第二キャンプ場>プライベート夜景サイト21番

キャンプ場のすぐ傍に民家やソーラーパネルがあるため、夜景サイトの自然感は若干薄いです。
電柱や電線が思った以上に多く、気になるか方は第一キャンプ場の夜景サイトを選びましょう。

電柱や電線の本数が多い
<第二キャンプ場>夜景サイト17番

夜になれば気にならない区画もありますが、街灯に照らされて視界に入ってしまう場所もあります。

定員

前述しましたが、「家族、数人の方などが落ち着いて自然を楽しめるキャンプ場」を目指しているため、大人5名以上のグループ、複数家族の利用は原則NGとなっています(別々に予約して集まることも禁止)。
1家族が5名以上の場合は、問題なく利用できるので安心してください

ただ、グループサイトもあるため、大人6名以上でご予約したい場合は「予約メールフォーム」から一度問い合わせましょう。

宿泊後にNG行為が判明した場合は退場、および出禁になるので要注意!

飲み水として使える炊事場

第一キャンプ場のW4の上にある炊事場のみ、飲水できます
その他の炊事場は飲水できないので要注意!

ゴミは灰と生ごみのみ

灰と生ごみのみ指定の場所で捨てられます(朝7:00~11:00)。
燃えるゴミ、燃えないゴミ、缶、ビンなどは持ち帰り。

夜間の移動NG

場内の共用道路は道幅も狭く、凹凸もあるため、日没後の移動はおすすめできません。
日帰り温泉、買出し、観光など計画的に動きましょう。

サイト

場内エリアMAP
出典:キャンプ場公式HP
場内MAP
受付時に渡される場内マップ

公式HPに掲載されているエリアマップは、特徴別にざっくりエリア分けされたマップのため、実際に区画がどのように配置されているのか、利用したい区画がどのエリアになるのか、など分かりづらい印象があります。

「初回利用は区画指定できない」というルールがあるからだと思いますが、次に利用するときのために全区画をじっくり見てまわることができない場合もきっとあるはず。
そこで、ここではHP掲載のエリアマップをベースに各区画を紹介していきます。

※どちらのエリアに入るか微妙な区画は、実際に見てみた私の判断でエリア分けしました

では、第一キャンプ場から紹介していきます

山深い林間サイト。段差で区画づくりされているのでプライベート感がある。
ハンモックが利用できるサイトもある。
エリアの入口付近は炊事場やトイレが比較的近く利便性も高い。一方、エリア奥になるとちょっと遠い。

AC電源
グループサイト
侵入困難度★★★☆☆
地面
広さ約 10m×7m

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袋小路のエリアのため、人通りも少なくプライベート感がある。
グループサイトも多く、炊事場やトイレが遠いのでソログルにおすすめ。

AC電源×
グループサイト
侵入困難度★★★☆☆
地面
広さ約 12m×7m

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横長のグループサイトが3つあり、トイレや炊事場が近く利便性◎
駐車場や公道が近いため、音などが気になる方は第二キャンプ場の夜景サイトを選びましょう。

AC電源×
グループサイト
侵入困難度★☆☆☆☆
地面
広さ約 13m×6m

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林間サイトよりもっと森の中という印象のサイト。脇には小川が流れており、自然の中で静かに過ごしたいソロやデュオにおすすめ。
トイレや炊事場は遠いが、プライベート感が高く、ハンモックも利用できるエリア。

AC電源×
グループサイト×
侵入困難度★★★★☆
地面
広さ約 8m×6m

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ここから、第二キャンプ場を紹介していきます

全4区画のエリア。木々も程よくあり、段差で区画分けされているためプライベート感がある。
21番、22番は夜景を一望でき、空もぬけているため星空も楽しめる。

AC電源×
グループサイト×
侵入困難度★★☆☆☆
地面土・砂利
広さ約 12m×8m

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甲府盆地の夜景を一望できるサイト。
段差で区画がレイアウトされてプライベート感がある。区画も広いのでどんなスタイルでも楽しめる。
トイレや炊事場も近く利便性も◎
ソロ、デュオ、ファミリーにおすすめ。

AC電源
グループサイト
侵入困難度★☆☆☆☆
地面土・砂利
広さ約 11m×8m

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木々も程よくある拓けたサイト。
トイレや炊事場が遠くなる区画もあるが、区画の広さのバリエーションが豊富なため、ソロ・デュオにおすすめ。

AC電源
グループサイト
侵入困難度★★★☆☆
地面
広さ約 9m×8m

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第二キャンプ場の一番上に配置されたサイト。
木々に囲まれ、人通りも少なくプライベート感もある一方、トイレや炊事場が遠い。
ソロ、デュオにおすすめ。

AC電源×
グループサイト×
侵入困難度★★★☆☆
地面土・砂利
広さ約 9.5m×8m

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基本情報

所在地山梨県笛吹市境川町大黒坂1070
標高540m
公式HP黒坂オートキャンプ場
営業期間通年営業
予約※1なっぷ公式専用メールフォーム
キャンセル6日前からキャンセル料発生
決済現金・QRコード決済
チェックIN13:00~16:00
チェックOUT~12:00
アーリー/レイト※2
サイレントタイム22:00~翌7:00
ペット
直火×

※1 予約について

利用回数や利用する人数によって予約方法が異なります。

初めて利用する方なっぷ
・過去に利用したことがある方
・団体で利用したい方
メールフォーム

※2 アーリー/レイトについて

・アーリーチェックインは、前日の予約状況によるため、チェックイン日の前日16時〜19時の間に電話で問い合わせ。

・レイトチェックアウトもチェックアウト日の予約状況によるため、チェックアウト日の前日15時以降にお電話または受付で問い合わせ。

シーズン毎に料金が変わります。公式HPにシーズンカレンダー&料金表が載っています。こちら>>>

区画料金

レギュラーミドルハイ
Aサイト3,000円4,000円5,000円
Bサイト3,000円4,000円5,000円
Cサイト3,000円グループ料金のため要問い合わせグループ料金のため要問い合わせ
Dサイト3,000円4,000円5,000円
Eサイト3,000円5,500円6,500円
Fサイト3,000円5,000円6,000円
Gサイト3,000円4,000円5,000円
Hサイト3,000円5,000円6,000円

※ 区画料金には大人2名分の施設利用料が含まれます

追加料金

施設利用料(人数追加)大人1名:1,000円/泊
子ども1名:500円/泊(3歳〜中学生)
自動車追加料金1,000円/台
電源使用料1,000円

施設情報

レンタル品※1
スマホ電波
お湯
ウォシュレット〇 (水洗・温便座)
シャワー・お風呂
ゴミ
灰捨て

※1 レンタル品の詳細はこちら>>>

受付管理棟

黒坂野営喫茶がキャンプ場の受付のため、早く到着しても景色を眺めながらお茶して待てるのでちょうどいい!

Cafeのドーナツ

ドリンクの他にもカレーやグラタン、ドーナツも販売しているので、ドーナツ(プレーン・カスタード)を食べながらチェックイン時間が来るのを待ちました。ふわふわでとても美味しかった!

第一キャンプ場

元管理棟の隣の炊事場
旧受付棟隣接
飲み水として使える炊事場
13番とW4の間(飲水OK)

炊事場は2箇所。お湯は出ず、水のみなので冬季に利用する場合は対策を!

第二キャンプ場

炊事場(第二キャンプ場)

第二キャンプ場はこちらの炊事場のみ。お湯が出るので冬季も安心。

薪(針葉樹・広葉樹混合)が置いてあり、洗剤やガス缶も用意されており、すべて無人販売。

炊事場(第二キャンプ場)にペグ専用

脇にはペグなど土が付いたもの専用洗場。帰宅後で改めて洗わなくて済むので助かる。

第一キャンプ場

トイレ(第一キャンプ場)

12番サイトの近くにあるトイレ。中央が女性用入口。右手に回り込んだところに男性用。
左の扉はシャワー室の入口。

このキャンプ場唯一のシャワー室(9:00~21:30まで/5分200円)。

トイレ(第一キャンプ場)

14番サイト付近にあるトイレ。男女それぞれ1室のみ。

第二キャンプ場

トイレ(第二キャンプ場)

緑の小屋みたいなのが男性小のトイレ。個室は建物の中。

男性も女性も個室は2つで、片方は和式です(清潔感があり綺麗ですが、どちらも土足厳禁)。

灰捨て

第二キャンプ場は炊事場の横に灰捨て用のバケツと生ごみ用のゴミ箱が置いてあります。
※ゴミは生ごみ以外は持ち帰り

最後に

山深い場所にあるんだろう、と思ったら意外と住宅地の中にあるキャンプ場。

アクセスが良く、日帰り温泉やスーパーなども車で15分圏内にあるため、気軽に利用できるのも魅力の一つ。

キャンプを始めたときから知ってはいたものの、「林間サイトのキャンプ場」という印象が強く、先延ばしにしていました。

利用して、「数人で落ち着いて自然と夜景を楽しめるキャンプ場」というコンセプトを知り、リピート必至のキャンプ場になりました。

ソロやデュオ、ファミリーにもおすすめできるキャンプ場です。

気になった方は是非チェックしてみてください。

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